みなさんは、歯磨き粉には研磨剤という清掃剤が入っているのをご存じでしょうか?

歯にこびりついた茶渋を落とすには、研磨剤でそぎ落とす必要があります。しかし、研磨剤自体が歯の表面を傷付けてしまうため、そこに新たな汚れがついてしまう可能性が高くなります。

これを回避するために、研磨剤入りの歯磨き粉の他、研磨剤なしの歯磨き粉も併用してみるのはどうだろう?という考えに至りました。

実際にここ1ヶ月程度のyukiの体験談を元に、歯磨き粉の併用についてご紹介します!

研磨剤入り歯磨き粉と研磨剤なし歯磨き粉のそれぞれのメリット

市販されている歯磨き粉には、ほとんどの商品に研磨剤と呼ばれる清掃剤が含まれています。この研磨剤は言い換えると歯のクレンザーのようなもので、ザラザラした粒が歯の表面についた汚れを削り落とす力を持っています。

この研磨剤が含まれているため、歯磨き後の歯を舌で舐めてみると汚れのないツルツルとした感触を覚えます。しかし、このツルツルとした感触はあくまで舌が感じているもの。

拡大して見てみると、歯の表面は研磨剤によってできたごく小さな傷がたくさん見つかります。この小さな傷の中には茶渋やヤニなど歯の汚れとなりやすい成分が入り込むことができます。結果、歯の表面がツルツルした感触でも茶渋汚れなどができている、という人も。

かといって研磨剤の入っていない歯磨き粉のみで歯を磨いても、それまでついていた汚れを十分に落としきるには力不足です。

研磨剤入り歯磨き粉は、ついた汚れを落とす代わりに新しい汚れがつきやすい歯にし、逆に研磨剤不使用の歯磨き粉は今までの汚れを落とせない代わりに、歯の表面に汚れが入り込む傷を作ることはありません。

どちらもメリットとデメリットを兼ね揃えている状態です。以前の記事で液体歯磨きについてご紹介しましたが、液体歯磨きも研磨剤なしの歯磨き粉同様、既についている汚れを削り落とすことはできませんでした。あくまで口臭や歯周病予防のためといったところです。

2タイプの歯磨き粉についてまとめると、次のようになります。

↑↑研磨剤入り歯磨き粉…こびりついた汚れに効果的。歯の表面に茶渋汚れがつきやすい傷を付けることも。

proherb

↑↑研磨剤なし歯磨き粉…歯の表面を傷付けない。こびりついた汚れは落としきれない。

できれば両方のメリットのみを兼ね揃えた歯磨き粉を使用したいものです。そこで管理人が思ったのは、両方の良いところのみを活かす使い方をすれば良いのではないか、ということ。

研磨剤のダメージを減らす歯磨き粉の使い方

研磨剤ありとなしの歯磨き粉それぞれのメリットを活かす使い方、と言っても、特別なことをするわけではありません。ただ単純に、交互に使用してみることにしました。

研磨剤入り歯磨き粉で茶渋などこびりついた汚れを削り落としたら、次の歯磨きでは研磨剤なしの歯磨き粉で歯の表面を優しくケアする、という方法です。

この方法なら、少なくとも研磨剤で擦られる回数は減り、研磨剤なしでは落としきれない汚れも次の研磨剤ありの歯磨きでしっかり落とすことができます。

実は私、この方法(研磨剤入り歯磨き粉と研磨剤なし歯磨き粉を交互に使う習慣)を既に実行していました。

というのも私用の歯磨き粉が既に2種類あって、気分次第で使う方を変えていたためです。しかも先日そこにもう一本の歯磨き粉が加わったので、今や私専用の歯磨き粉は3種類洗面台に並んでいます。

内訳は、『研磨剤入り歯磨き粉』と『研磨剤なしハーブ歯磨き粉』と『研磨剤なしハーブ歯磨き粉その②』です。ちなみに、研磨剤なし歯磨き粉その②については、こちらの使用体験談を参考にしてください。→→
→→『口臭予防に効くと評判の『モイスト クリーンブレス プラスアクア』に関するレビュー

研磨剤入りは、ドラッグストアで購入したもので、パッケージに「ホワイトニング」の文字が入ったどこにでもある商品です。1個目の研磨剤なし歯磨き粉もドラッグストアで見つけたもので、棚替えで安くなっていたので何となく購入してみたものでした。

この2タイプをその日の気分次第で使い分けていたところを、最近になって研磨剤なしその②が加わり、今では3種を使い分けるようになりました。

他に注意したのはなるべく色の濃いお茶を飲まないようにしたことです。ハーブティーを中心に飲み、炭酸が飲みたくなった時は無糖で無香料の炭酸水を、喉が凄く渇いた時は水を飲みました。

それまではウーロン茶を飲むこともあったため、歯と歯が触れる部分は茶渋ができやすい状態でした。極力この茶渋が酷くならないよう、色の付きやすい飲み物を避け、歯磨きを続けました。

結果は、薄くなったかな?というものでした。全ての茶渋が消えたわけではなく、歯と歯の間(歯間ブラシを入れるところ)に微かに残っているものの、歯の腹部にあった茶色い汚れは薄くなっています。

以前に比べたらずいぶんとマシになったので、効果はあると見て良いでしょう。茶色く濃い茶渋は取れにくいですが、歯の表面を黄色くする程度の薄い茶渋なら、歯磨き粉の使い分けでケアが可能です。

とても簡単なので、是非みなさんも試してみてください。

研磨剤入りと研磨剤なしの歯磨き粉の併用はデンタルケアの本でも紹介されていた!

とはいえ、私一人の体験談では信憑性に欠けますよね。ただでさえ人によっては同じ食生活でも歯が汚れやすい人と汚れにくい人がいるほどです。個人の錯覚なのでは、と思われてしまいそうです。

そこで調べたところ、実は有名な歯科医さんが歯磨き粉の併用をすすめている本が見つかりました。篠原先生の『歯医者が病気をつくる』という本です。

著者である篠原先生は、スポーツ選手からも信頼されているほどの有名な歯科医だそうです。その先生も自身の著書の中で、研磨剤入り歯磨き粉と研磨剤なし歯磨き粉の併用をすすめていました。

つまり、管理人yukiが実感した歯磨き粉併用の効果は、歯科医も期待できると考えているものだったのです。

篠原先生の本には歯磨き粉の他にも歯を健康に保つコツが書かれているので、興味ある方は自宅ケアの見直しのためにも一読してみてはいかがでしょうか。

歯磨き粉に含まれる研磨剤の危険性とメリットは、歯科医も知るところだったようです。そして両方のメリットを手に入れ、デメリットを少しでも軽減するには、『両方を交互に使う』のが最も簡単だと分かりました。

デンタルケアは毎日きちんと続けられることも大切です。歯磨き粉を複数種類ローテーションして使う程度なら、誰でもストレスなくできそうです。人によっては、ちょっとした楽しみになりそうですね!

歯磨き粉の選び方は自分の好みがポイント

ちなみに私は現在、夜はモリンガ入りハーブ歯磨き(研磨剤なし)で磨いて、朝などは気分で他の研磨剤なし歯磨き粉を使うか、研磨剤入り歯磨き粉を使うか決めています。

DSC_0150

モリンガ入りハーブ歯磨き(画像真ん中)は以前、『モイスト クリーンブレス プラスアクア』に関するレビューで使用感をご紹介したものです。口臭予防とドライマウス予防になる成分入りなので、寝る前に使って口内の渇き対策にしています。今のところ口内が乾いて目が覚めるということがないので、効果はあるみたいです。

近年では市販品でも研磨剤不使用の商品が購入できるようになっています。まずは自分が興味のあるものを選んで試してみましょう。

紹介した『歯医者が病気をつくる』という本の著者も、自分に合った歯磨き粉や歯ブラシを使うことが大切だと提言しています。

研磨剤入りと研磨剤なし、2種類の歯磨き粉を好みで選んで、使い分けることから始めてみてください。

※こちらで研磨剤不使用の歯磨き粉をまとめましたので参考にしてください。
研磨剤なしの歯磨き粉特集 ~ホワイトニング効果や着色汚れにもおすすめ~






研磨剤は歯の表面を傷つけて着色汚れの原因になります

研磨剤なしの歯磨き粉特集はこちらへ