世の中には赤ちゃんの頃から歯が黄ばむ人もいるようです。まだ一部の歯が生えたばかりの子はお母さんの母乳しか口にしていないにも関わらず、歯にトラブルを抱えています。

赤ちゃんに起こる歯の黄ばみなど、トラブルについて調べてみました。もしかして虫歯?何かの病気?と心配になっている保護者の方はぜひ参考にしてみてください。

乳幼児の歯が黄色くなる原因

子どもの歯が黄色くなる原因は、お母さんのお腹の中にいたときの状態が原因の場合もあれば、単純に食べ物や飲み物による着色や歯垢の色である可能性もあります。

中でも赤ちゃんの生えたばかりの乳歯が黄色がかっているときは、形成不全が考えられます。

赤ちゃんの歯はお母さんのお腹の中にいるころから形成され始め、誕生するころには前歯のほとんどができあがっています。それが何らかの理由で形成不全となっている場合、歯が黄色い状態で生えてくることがあるのです。

正しくは「エナメル質形成不全」と言い、本来は歯の芯である象牙質を丈夫なエナメル質がおおって生えてくるのですが、形成不全の場合、エナメル質がない状態で生えてきます。つまり、象牙質がむき出しになっています。

象牙質だけの歯はエナメル質におおわれた歯よりもろく、菌が侵入しやすい構造です。表面に無数の穴があき、歯の内部の神経に細菌が簡単に感染します。

赤ちゃんの時点で虫歯菌は持っていませんが、大人とのスキンシップで虫歯菌に感染すると通常の歯よりも虫歯になるリスクがかなり高くなります。

はっきりとした原因は判明していません。しかし、可能性として挙げられているものはあります。

  • 母体の栄養不足(おもにビタミンD)
  • 早産

この2つはエナメル質形成不全になる子のデータが多く、原因の一部ではないかと考えられています。ビタミンDの他にも、カルシウムやリン酸が不足している子もエナメル質形成不全のリスクが高いです。

母乳で赤ちゃんが虫歯になることもある

歯が黄ばむのは、形成不全や歯垢だけではありません。虫歯が進行すれば、黄ばむどころか茶色く変色するようになります。全体ではなく一部の歯の色が違うのであれば、虫歯の可能性も考えてみましょう。

歯が生え出した赤ちゃんの場合、母乳が原因で虫歯になることもあります。これには母乳の飲み方も関係しており、すべての赤ちゃんが虫歯になるわけではありませんが、お母さんは注意してください。

日本小児歯科学会の発表では、「母乳を飲むときに舌を使うため、舌におおわれる下の歯は母乳が付着しにくいが、上の歯には母乳が付着しやすい状態である」ことに一因があるそうです。

上の前歯に付着した母乳をそのまま放置し、赤ちゃんが眠ることで、口内の唾液分泌量が少なくなります。結果、上の前場についた母乳は十分に洗い流されることなく停滞し、虫歯菌のエサとなるのです。

下の歯のみが生えている段階では、それほど虫歯対策に神経質になる必要はありません。舌でおおわれず、直接母乳に触れる上の歯が生えてきたら、お母さんは本格的に赤ちゃんの歯のケアを考えてあげてください。

小児歯科では、虫歯のなりやすさをチェックしてもらえます。口腔内にミュータンス菌(虫歯の原因菌)がいるか見てもらい、早いうちから正しい口腔ケアを指導してもらってください。

赤ちゃんも歯磨きすべき?正しいみがき方

歯が生え始めたころの赤ちゃんの歯磨きは、大人の歯磨きほど本格的にする必要はありません。最初から本格的な歯磨きをはじめてしまうと、赤ちゃんが歯磨きに恐怖や嫌悪感を抱くようになります。

赤ちゃんの歯磨きでは、次のように段階を踏んで慣れさせていきましょう。

  • ガーゼを巻いた指で口内(歯や歯ぐき)を触る
  • ガーゼで歯の表面をみがく
  • ガーゼや綿棒で歯の全体をきれいにみがく
  • 奥歯だけ歯ブラシでみがく
  • 全部の歯を歯ブラシでみがく

ガーゼを大人の指に巻き、とくに母乳が付着しやすい上の前歯を重点的にみがきます。細かいところは綿棒を使うとみがきやすいです。可能であれば毎食後、難しい場合は寝る前にしっかりみがくようにします。

最初はガーゼを巻いた指を口の中に入れることに慣れてもらいましょう。慣れてきたら歯の表面をガーゼでみがくようにします。みがき残しは水を飲ませて軽く洗い流すようにします。

ガーゼ歯磨きに慣れてきたら、歯の裏側も含め、全体をガーゼや綿棒でみがきます。時間がかかりすぎると嫌がるため、数回に分けてみがいたり、歌を歌いながら楽しい雰囲気でみがいたりして、子どもの気持ちを紛らわせましょう。

奥歯も生え、離乳食の終わりが見えてくる頃には、とくに注意して歯磨きしてあげてください。この段階で母乳を与えている場合は、母乳と離乳食の砂糖が合わさってさらに虫歯リスクが上がっています。

奥歯はガーゼでみがくのは難しいため、いよいよ歯ブラシの登場です。仕上げみがき用か、赤ちゃん用の小さな歯ブラシで優しくみがきます。

歯ブラシは360度毛が植えられたものも販売されています。奥歯のカーブやこまかい部分にもブラシが当たるため、嫌がらないようなら使ってみてください。

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↑こういうの。赤ちゃんに自分で持たせて歯磨きさせるときは、奥まで入れすぎないように注意して見てあげましょう。

赤ちゃん用歯磨き粉を使うメリットと安全性

赤ちゃんの歯磨きで気になるのが、歯磨き粉は必要なのかどうか?です。

基本的に赤ちゃんの歯磨きに歯磨き粉はいりませんが、使ったほうが良い場合もあります。それは赤ちゃんが歯磨きに対する印象を変えること。

通常の歯磨きだと不快感を覚える赤ちゃんも、赤ちゃん用の味つき歯磨き粉を使うことで「何だか美味しい思いをする」と覚えます。歯磨きタイムをおやすタイムのように喜ぶようになります。

赤ちゃん用の歯磨き粉や子ども用の歯磨き粉には、いろいろな味のものが販売されています。昔ながらのピンク色の子供用歯磨き粉を覚えている方も多いのではないでしょうか。あれもストロベリー味になっていましたね。

多くの赤ちゃんにあるイヤイヤ期を乗り越えるひとつの手段として、味つきの赤ちゃん用歯磨き粉は有効です。

赤ちゃん用歯磨き粉には、基本的に研磨剤など歯を清掃する成分はあまり入っていません。ブラシが歯表面に与えるダメージを緩和してくれるような油分や粘度のある成分が入っています。

歯に与えるダメージを軽減してくれる点を考えると、赤ちゃん用歯磨き粉は歯にとって優しい配合内容です。ただし、中には科学物質がたっぷりのものや、洗浄成分がなさ過ぎて歯磨き粉というよりただのクリームになっているものもあります。

赤ちゃん用歯磨き粉を購入する際は、意味のある成分が配合されているかどうかもチェックしましょう。安全さを優先するあまり効果のないものを買うことのないようにしたいものですね。

赤ちゃん用歯磨き粉で安全かつ効果が期待できるものは?

安全さを優先させつつ、きちんと虫歯予防などの効果を期待できる赤ちゃん用歯磨き粉はあるのでしょうか。いろいろ探してみた結果、評判の良かったものが以下の「ドルチボーレ ベビートゥースペーストジェル」です。



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これ。研磨剤はもちろん、合成着色料や防腐剤なども無添加な点が魅力です。

研磨剤が配合していない分、洗浄効果は落ちるのだろうなと思ったのですが、解決法として食物繊維であるアルギニン酸Naを配合。粘り気のある食物繊維が汚れを絡めとってくれるため、研磨剤不使用でも高い洗浄力があります。

フッ素や洗浄成分も入っていないので、赤ちゃんが飲み込んでも問題なし。食品レベルの原料だけで作られた歯磨きジェルです。

私も以前、赤ちゃん用の歯磨き粉を購入して試してみたことがありますが、洗浄力はいまいちで、こちらのドルチボーレ ベビートゥースペーストジェルのように材料にもこだわっていない商品でした。

歯へのダメージを軽減するためにヒマシ油などが使われていた商品でしたが、良かったのは口内がドライマウスにならなかったことくらい。刺激がないこと以外、とくに特徴を見つけられない歯磨き粉でした。

今回見つけたドルチボーレ ベビートゥースペーストジェルは、評判も上々。汚れを除去する成分も配合されているので、洗浄効果もきちんと期待できます。初めての赤ちゃん用歯磨き粉として選ぶなら、十分な魅力を持っています。

乳幼児の歯が黄色くなるのを予防する歯磨き方法まとめ

赤ちゃんの段階で歯が黄色くなっている子は珍しくなく、中にはエナメル質形成不全のように何らかのトラブルを抱えていることもあります。

最近は、母乳が原因で赤ちゃんの上前歯が虫歯になるリスクがあることも分かっています。虫歯は歯が変色する原因のひとつです。早いうちから歯磨きの習慣をつけて、赤ちゃんを虫歯から守らなくてはなりません。



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今回ご紹介したこちらの赤ちゃん用歯磨きジェルのように、赤ちゃんが使っても問題ない安全な歯磨き粉も販売されています。

最初はガーゼから慣らしていき、歯ブラシを入れても嫌がらないようになったら、赤ちゃん用歯磨き粉できれいに口内の汚れを除去してあげましょう。






研磨剤は歯の表面を傷つけて着色汚れの原因になります

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