歯の着色汚れを除去してくれるホワイトニング歯磨きジェルが数多く発売されていますが、結局どれを使えば良いのか判断つきにくい人は多いでしょう。

管理人のyuki、また新しい歯磨きジェルを見つけたのでさっそく試してみました。今回も歯の表面の着色汚れを除去してくれるという、天然由来成分たっぷりが売りの歯磨きジェルです。

これまで薬用ちゅらトゥースやナイトホワイトニングを試してきましたが、これらと何が違うのか、効果と使い心地について比較してみました。どれを購入するか迷っている人は、参考にしていただけると嬉しいです。

薬用ちゅらトゥースやナイトホワイトニングとの違い

今回、プレミアムブラントゥースを見つけた時に思ったのが「また類似品かあ」でした。薬用ちゅらトゥースのレビュー記事でも書いたのですが、『薬用ちゅらトゥース』と『ナイトホワイトニング』は配合成分がほぼ同じ。

使い心地からして、何となく各成分の配合量が違うのだろうなとは思いましたが、劇的な違いはそれほど感じませんでした。しっかり1か月使いたいなら、内容量の多い薬用ちゅらトゥースのほうが良いですよ、という結論。

この経験があったため、個人的にはプレミアムブラントゥースも「成分はほとんど同じで、配合量が微妙に違う程度のもの」だろうという印象がありました。

しかし、実際に成分を比べてみると、全然違う!チャ葉エキスなど一部同じものも入っていましたが、薬用ちゅらトゥースやナイトホワイトニングには入っていないものも多数。というより、ほとんど違う成分でした。

水やグリセリンなど基材の部分などを除くと、ブラントゥースにのみ含まれていた成分は次のものです。

  • マカダミアナッツ油
  • オトギリソウ花・葉・茎エキス
  • カミツレ花エキス
  • フユボダイジュ花エキス
  • トウキンセンカ花エキス
  • ヤグルマギク花エキス
  • ローマカミツレ花エキス
  • サピンヅストリホリアツス果実エキス
  • アルテア根エキス
  • オノニスエキス
  • スギナエキス
  • セイヨウノコギリソウ花エキス
  • セージ葉エキス
  • セロリエキス
  • タチジャコウソウ花・葉・茎エキス
  • フキタンポポエキス
  • メリッサ葉エキス
  • 尿素
  • クエン酸
  • カニナバラ果実油

マカダミアナッツ油はパルミトレイン酸を含んでおり、肌などの修復を助けると言われています。人の肌にも近いため、刺激が少ない点も魅力。料理にも使用されることの多い油です。

消炎作用のあるオトギリソウ、カミツレ、ローマカミツレ、ヤグルマギクなど。そして消炎作用の他に血行促進効果も期待できるフユボダイジュ、トウキンセンカなど、口内ダメージを減らす成分がたっぷり配合されていました。

一方で気になったのが、ポリリン酸やアスパラギン酸、リンゴ酸が配合されていないこと。薬用ちゅらトゥースとナイトホワイトニングにはこれらが配合されているため、歯の着色汚れをはがす効果が期待できました。

プレミアムブラントゥースに配合されている成分の中で明確に歯の着色汚れをはがす期待ができる成分は、パパイン酸のみ。歯の着色汚れをなくすための歯磨きジェルとしては、パパイン酸だけで大丈夫なのか不安があります。

公式サイトや商品情報を調べてみると、どうやらプレミアムブラントゥースは他のホワイトニング歯磨きジェルとはメインとする目的が違うようです。

たとえば、薬用ちゅらトゥースとナイトホワイトニングは「歯の着色汚れをはがす成分を複数入れて、汚れを取り除くこと」を目的としています。

一方、プレミアムブラントゥースは「人体に優しい成分でデトックスする」ことに重きをおいているように感じました。

というのも、プレミアムブラントゥースには他の歯磨きジェルにはないメリットとして、オイルプリングができることをあげているのです。

プレミアムブラントゥースがおすすめするオイルプリングとは?

オイルプリングとは、プレミアムブラントゥースの公式サイトによると、オイルを使った口内洗浄のことだそうです。海外セレブの間では常識となっているそうですが、どのようなメカニズムかというと、次のとおり。

  • オイルを口にふくんでクチュクチュする
  • 油分の浸透効果で口内がうるおう
  • 口内の細菌はもちろん、体内の細菌も吸着
  • オイルを吐き出すと毒素も吐き出せる
  • 毒素を吐き出してデトックス

オイルは体内に浸透しやすいため、口内以外の細菌にまで届くということらしいのですが、ちょっと疑問。実際、いろいろ調べてみると、それらしい学術的な効果は実証されていませんでした。

いよいよ怪しくなってきたプレミアムブラントゥースですが、天然成分自体に悪いものはないように思いました。確かにマカダミアナッツ油などオイル類が成分表の前側に書かれている点からして、油分は多そうです。

ただ、肌の保湿のために油分のあるクリームなどを使うのと同様、オイル自体が悪いわけではありません。オイルプリングの効果はともかく、口内をうるおす効果は期待できるのではないでしょうか。

歯科医の中にはオイルプリングを完全否定している人もいます。私もオイルプリングによるデトックス効果よりも、オイル配合によるドライマウス予防効果を期待しようと思います。

ドライマウスは唾液分泌を減らすため、細菌の洗い流しや唾液の殺菌効果を薄めてしまいます。その点で言えば、ドライマウスを予防できそうなオイルプリングは100%無意味ではありません。

『細菌を洗い流してくれる唾液』の分泌をさまたげるドライマウスを予防する、というかなり間接的な話になりますが、ある意味では体の毒素に対して効果があると言えます。

このような理由から、オイルプリング効果は無視して、「パパインだけで歯は白くなるか?」「オイルや天然成分でドライマウスなどの口内ダメージは防げるか?」をメインに、プレミアムブラントゥースの力を試してみました。

プレミアムブラントゥースを使ってみた感想

こちらが実際のプレミアムブラントゥースです。サイズ的には薬用ちゅらトゥースを少し細身にした程度ですが、内容量は同じ30gでした。

容器は化粧品でよくあるプッシュ式(ポンプ式)で、容器の口を直接つけずに済む分、市販歯磨き粉でよくあるチューブタイプより衛生的に使えそう。

さっそく中身を出してみると、まさかの透明。歯ブラシだと分かりにくいので白いお皿に出してみましたが、それでもちょっと分かりにくいですね。無色透明で、見た目はポリリンジェルEXのような印象です。

ただ、粘度があっさりしていてポリリンジェルEXよりやわらかいです。質感はナイトホワイトニングなどスポイトで使うタイプの歯磨きジェルと同じくらい。歯ブラシに乗せすぎると垂れやすいので注意。

成分が違うとはいえ、何となく薬用ちゅらトゥースやナイトホワイトニングのような青色を想像していたので少し驚きました。香りは天然の植物エキスが複数入っているだけあって、ハーブ系の歯磨き粉に似た香りです。

歯ブラシにつけて歯磨きしようと口に含んだ途端、何とも言えない清涼感が広がりました。市販の歯磨き粉のようにミントの味が口内に充満します。市販品ほど辛くはありませんが、それでもピリッとした刺激を感じました。

磨き心地はなかなか良かったです。泡立ちをよくする化学物質が入っていないので、泡立ちは期待していませんでした。しかし、多少は泡立ちがあるのと、清涼感に刺激されて唾液が出るため、スムーズに歯磨きできます。

市販の歯磨きのような強い刺激は無理だけれど、多少の(ハッカ味の飴やミントタブレット程度の)刺激なら問題ない、という人であれば、長時間じっくり歯磨きできるくらいの清涼感です。

肝心の歯磨き後の仕上がりはというと、まず後味がスッキリしています。他のホワイトニング歯磨きジェルは清涼感を抑えたものが多いので、このスッキリ感はプレミアムブラントゥースの個性でしょう。

研磨剤を避けたいし、天然由来成分のものを使いたいけれど、歯磨き後のスッキリ感は欲しい。そんな人にぴったりの歯磨きジェルです。

まだ数回しか使っていないのですが、現時点でホワイトニング効果は判断つかないところ。他のホワイトニング用歯磨きジェルのように歯表面をコーティングするポリリン酸が配合されていないため、新しい着色汚れ対策には期待できそうにありません。

ただ、歯磨き後のスッキリ感がある割りには口内がそれほど乾燥していないので、唾液による洗い流しは邪魔しません。ドライマウス対策、その延長で口臭や細菌の繁殖予防は期待できそうでした。

プレミアムブラントゥースはホワイトニング効果は期待できない?

数回試した現時点で、劇的なホワイトニング効果を感じなかったプレミアムブラントゥース。成分的に見れば着色汚れに効果がありそうな成分がパパインくらいしか配合されていないので、当然と言えば当然なのですが。

一方でメリットもありました。プレミアムブラントゥースの清涼感は市販の歯磨き粉ほど強くないながらも、他のホワイトニング用歯磨きジェルよりはしっかりミント味を感じました。

さらに、マカダミアナッツ油などのオイル類と肌の修復などを助けたり炎症を抑えたりする植物エキスが複数配合されているからか、口内ダメージも気になりません。ちょうど良いくらいに口内が潤っています。

この2つの特徴から、プレミアムブラントゥースは積極的にホワイトニング(歯の着色汚れを落とす)するために使うのではなく、ドライマウス対策に向いていると結論づけました。

口内が潤ったままだと唾液が歯についた食べかすや汚れを洗い流すはたらきを邪魔しないため、ある程度の着色汚れ予防にはなります。ドライマウスによって細菌が繁殖しやすいことを考えると、口臭対策としても活用できそうです。

プレミアムブラントゥースを使う時は、歯を白くするよりも、ドライマウス対策から歯の汚れや口臭ができにくい口内環境を作ることを目的とすることをおすすめします。

プレミアムブラントゥースの感想まとめ

プレミアムブラントゥースを今回使ってみて、容器の印象だけで「他のホワイトニング歯磨きジェル」と混同してはだめだな、と思いました。

他のホワイトニングジェルは歯を白くする成分を積極的に複数取り入れてますが、プレミアムブラントゥースはごくわずか。積極的に歯の汚れを取るというよりは、歯が汚れにくい環境作りに特化した成分ばかり配合されています。

口内が痛くならない程度の清涼感はほしい。歯の汚れとドライマウスの両方が気になる。研磨剤の入っていない歯磨き粉を使いたい。

このような要望を持っている人は、プレミアムブラントゥースを試してみてはいかがでしょうか。

ホワイトニング効果については、長期間使うと効果が出るかもしれないので、また改めて「長期間使ってみた結果」をご紹介しようと思います。

現時点では、成分がたっぷり入っている分、薬用ちゅらトゥースのほうがホワイトニング向きだと感じました。

☆今回試した歯磨きジェルはこちら☆

ブラントゥース

>>『プレミアムブラントゥース』詳細へ

 

薬用ちゅらトゥースやナイトホワイトニングそれぞれのレビュー記事も書いています。使い心地などの詳細は各体験レビューで。

■薬用ちゅらトゥースのレビューはこちら→→『薬用ちゅらトゥースはナイトホワイトニングと何が違うのか?
■ナイトホワイトニングのレビューはこちら→→『歯の着色汚れに効くナイトホワイトニングを使ってみた感想






研磨剤は歯の表面を傷つけて着色汚れの原因になります

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